香しきチラ裏

香しきチラ裏~オタクで頭が発酵した人間が語るだけの簡単なお仕事

2011年10月8日土曜日

もう4カ月ですか…

かなり間が空いてしまった。
自分自身三日坊主の嫌いがあると思ってはいたけど、これほどとは。
まあ、この4カ月の間、それなりにいろいろあったので印象深かったことなんかを思い出してみる。

あっ、誕生会という名の握手会には行ってきました。

そしてここ数カ月のうちにワンピース熱は冷めました。

大学時代CM関係の授業をとっていたんだけど、まあその授業内でいろんなCMをみたり裏話をきいたりした。どういった目的でつくるのかとか、そのための方法とか。
それもあってかそれ以来、気になったCMを動画でときどき見たりとかしていた。
一回講師として来ていたサッソフィルムの宝田さんがすごく面白い人だったので、インターンシップくらいいっておけばよかったなと今更になって思う。(当時は畑違いだからと除外していた。)

で、個人的には「黒い絵」とか「レガイヤ伝説」とか、最近だと「森の木琴」が好きだ。
まあ、このブログを更新していなかった時期に、新たに好きなCMができたんですけど、
LOVE DISTANCE」っていうんですけどね、ええ、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
コンドームのCMですよ奥さん。


ある日のことだ、私は日本を旅しながら戦場遺跡の写真を撮っている作家と話をする機会を持った。
その作家がおこなっているプロジェクトのひとつに砲台跡地で打ち上げ花火をあげるというものがあり、今回はそれの報告会だった。
10人ほどの人間がその時の映像をみながら話を聞く。
そしてそれについて語る。

私たちのような若い人間にとって花火は、たとえば夏祭りなどを連想させるプラスのイメージのものであるのだが、それに対し、戦争を経験した上の世代にとって花火は空襲を連想させるマイナスのイメージのものになる場合が往々にしてある。実際遠方で、空襲を受けた地域をみていた人の話では、まるで花火のようだったそうで今でも花火は嫌いだという。
私は花火から「死」を連想したことがないのでこのことはいろいろと考えさせられた。

そのあと、作家を交えて中華を食べに行った。
深夜に食べる餃子はうまかった。
その作家の人は、バイクで移動しながら写真を撮っているので、宿泊はどうしているのかときいたら、友人が多いから全国各地の友人宅に泊めてもらうというような話をしてくれた。(友達が少ない身としてはうらやましいはなしだ。)
「なんだか鈴木さんと佐藤さんの旅みたいですね」といったら なんだそれとおっしゃるので、
「ほら沖縄と北海道のはじっこからスタートして佐藤さんは佐藤さんの家にしか、鈴木さんは鈴木さんの家にしか泊まれなくて、二人が出会うまで日本を自転車で旅するテレビ番組ですよ」というと、
(今思えば鈴木と佐藤よりハチクロの竹本の方が近かった気がするが)
「ああ、じゃ、ゴムのCM知ってる?」と問われた、
そのCMというのがなんでも、福岡と東京で遠距離恋愛しているカップルが、実際に走って出会うまでをえがいたドキュメント型のCMらしいのだが、それについて話す彼はにやにやしながら私にこういった、
「それが、ちょうど二人が出会って抱き合うときに花火が上がるんだけど、それがどうかんがえてもw
言われ、瞬時にはわからなかった私に彼はとても丁寧に説明してくれた。

つまりだ、結局その日の結論として花火は、おかれた状況によって「死」のイメージにも「生」のイメージにもなりうるものであるといえる。と

余談だが、このCMは実際音楽も良いし、コンセプトも面白いので、まだ残っている特設サイトをぜひみていただきたい。


次はリボーンについて語ろうと思います。