香しきチラ裏

香しきチラ裏~オタクで頭が発酵した人間が語るだけの簡単なお仕事

2014年5月13日火曜日

制作のこととか

すっかり春になってしまって趣味の散歩を再開しました。
なんていうか、失踪したお年寄りがでると近所のカミサマと言われている人にその人がどこにいるかとかもう助からないとか訊きに行くような田舎に住んでいるのですが、
人が少ないから歩いているだけで注目を浴びてしまう可能性が高いのがネックです。
しかし、風景がきれいなのでやめられませんな。
 こう、好きな音楽を聴きながら自転車で小一時間町を一周するのですよ。
最近はヒトリエというバンドにはまっていまして、特にサブリミナルワンステップという曲をきくと、地元の風景になんやらかんやらの女子高生を妄想したりして楽しいですね。
 いつか女子高生と地元の風景で、ガチの版画をつくりたいのですが、完成までのモチベーションをどうやってあげていくか、そこが問題ですね。
 しかし、慣れてくるとパソコンで絵を描くのも楽しいなぁ。
油絵描きたいフラストレーションがたまるけど。
 

2012年11月24日土曜日

音楽とか

もうすぐ初の個展をやるんだけれど、緊張とか焦りとかで煮詰まってきたので本当久々に息抜きがてらブログることにした。

さて何を書こうかな…。
そうそう先月仲間内の観光ツアーに行ってきた。
自分の町やら隣町やらを観光するという不思議な気分に浸れるツアーだった。
そんで移動は誰かの車に乗っけてもらってだったんだけど

その車内でした会話の話。

3人で後部座席に乗っていたのだけど、その2人と私は初対面で何を話したもんかと思いつつ
とりあえず笑っとけと私は心の中でニコニコしていた。
それでまあ隣町といえど広い青森だ、結構な時間車内ですごしていた。
ぽつぽつ会話をしながらその二人を観察してみた。
私と年の近い男女だ。
女性のほうは下北あたりの訛りの、きれいな女性だった。舞台女優さんらしい。
男性のほうは中学の同級生の福士君に似ていた。

私が真っ赤に燃える山に感動していたあたりで普段なにを聞いているのかと女優さんにきかれた。
彼女は普段落語を聞いているらしい。ちなみにわたしは楽譜も読めないくせにエレクトーンをやっていた影響か、電子音がピコピコしているような曲が好きだ。

それで、何で落語をきいているのかというと、音楽を聴いている時間がもったいないかららしい。
まだ洋楽のほうが言葉がわからずとも伝わってくるものがあって、最近の曲は歌詞も薄っぺらで
何が言いたいのかわからないものが多いと彼女は感じるというのだ。
私はそうやって自分の聞きたいものを区別することなく選ぶ彼女がすごくいいなと思った。

「というか、最近どったら曲がでてんのかしらねぇしな」
確かに最近は昔と違ってみんなが聴くというような曲がない気がする。
それでまあ、オタクでピコピコな曲が好きな私は、
「最近じゃ機械が歌っている曲も多いんですよ」
とか答えてみる。
もちろんどういうこと?となる。
「そういう音声ソフトがあって機械が歌うんですよ」
初音ミクとか、やはりすべての人に浸透しているわけではないようで、
ミクや、それの活躍の場である動画サイトについて自分の知っている範囲で詳しく説明を試みたら、彼女は信じられないというような顔をしてぽつりとこうつぶやいた。
「歌すら人がうたわねぇとは…怖ろしい時代になったもんだな…」
あらためていわれてみると確かにそうだ。

そのころ私は大野松雄さんという人のドキュメンタリー映画をみた直後ぐらいで、電子音楽というのが気になっていた。この映画は私の好きな監督である富永昌敬さんが取ったもので、大野さんはアトムの足音を作った人らしい。
大野さんがどんな人なのかということを昔一緒に働いた仲間にインタビューしながら本人に近づいて行くという内容だったが、そこから派生する言語のリンクは興味深いものばかりだった。
昔バイト先で展示に関わった小杉武久さんのことも話題にあがっていた。
彼の展覧会は一見雑音ばかりなのに、1時間もその場にいると眠くなってしまう。体は心地良い音だと認識してるのかなと、不思議になった記憶がある。
大野さんもその仕事はアニメの音響を作ることで、一般的な音楽はつくっていない。
映画の中で話されていた話題に、曲や作画をした人はクレジットに名前がでるが、音響はでないという話がでていた。
それはひどい扱いだなと思う。それだけ軽んじられていることなんだと思う。
しかし、出てくる人が、これは俺が作ったという音をきくと、これはあのアニメのあの音だとすぐに認識できてしまった。効果音にも個性があるのだ。
例をあげればたらちゃんの足音とか。
今まで私も効果音なんてボタンひとつで出している程度の認識で、作っている人がいるなんて考えたこともなかった。そこに確かに別の世界が広がっているのだ。
大野さんは70だか80を越えた今でも、音をつくりだしている。
それもアニメの世界を離れて。
映画製作を通して知り合った障害者施設に現在の大野さんの仕事場があるのだ。
自分の仕事や居場所を自分の意思で持って獲得してきた人間に、私は尊敬の念をおぼえる。

2012年5月22日火曜日

社会とのかかわりかた

今日ローカルな新聞を作っている人が話をききたいというので小一時間話をしたのだが、
少し熱くなってしまったことがある。
あなたは何をしている人でどうしていきたいのかというふうにきかれたのだが、求める答えが私から得られなかったようで、あなたのような人間のことは記事にできないと帰って行った。
その時のことなのだが、
まずなぜ美術の大学に入ったのかと聞かれ、私は少し考えたすえ、
「絵がうまくなりたかったから絵の勉強をしたいと思って入った」と答えた。
記者の方は少し怪訝な顔をして(おそらく画家になりたいからとかいう答えを求めていたのだろう)
では実際大学に入ってうまくなったのかと聞かれた。
だから私は、「実際うまくなるために絵のことを学んでいくと、テクニックとかスキルとかというものは上がっていくものだということがわかったけれど、別に自分は現実にあるものを写真のように描きたいわけではないし、つまりうまいということが自分のなかでそんなに重要ではないのだなということがわかった。それよりも絵の、他者にみえる最後のひとつの膜よりもそこまでにいたるプロセスに興味があるのだと思う。」
そこですでに良く分からないというような顔をして、何が描きたいのかときかれた。
だから今しゃべったじゃないかと思いつつも、もしやモチーフのことかと考え、
「その時に描きたいと思ったものを描きたい。描く対象は自分にとっては重要ではないから。
そこに至る経緯が大事だと思うので今はいろいろなことを経験したい。」
というと、では別に絵でなくてもいいのかといわれたので、
なんでそうなるんだ絵が描きたいと言ったばかりだろうと思いつつも、
「いや、絵が描きたいし、その絵を描くためにいろいろ経験したいんだ」そういうと
あなたのように何が描きたいのかも分からなくて、将来的に何がしたいのかも考えてないような人間のことは記事にできないなといわれた。
まず私は、私のことを記事にするつもりだったのかということをそのとき知り、(友人にインタビューして写真を撮っていたので、ついでに世間話的に話がしたいものだと思っていた)
いやむしろしてくれないほうがありがたいのだが何も考えていないといわれたことに対して、
それだけは訂正しなければと思っていろいろ語ったら、
じゃあ、公募展に応募して入選したことがあるのか。とか絵を売るためにどんな努力をしたのかとか。実績についてきかれた。
「別に人に認められたくて描いているわけではないし(理解してくれる人がいるのはすごくうれしいが)
入選すればいい絵が描けるとも思っていない。売れる絵が描きたいわけではないし、絵でご飯が食べたいのではなくてご飯を食べて絵が描きたいんだ。(死なないために)」
そうしたら趣味なのねといわれたので、
「これは趣味じゃない。趣味で絵を描くといろいろなことを拘束される。時間だったり材料だったり。
はたから見れば似たようなものだろうけど本人にとっては全然違うんだ。よく絵の仕事として先生があげられるけど、教えることと描くことは全く違う。絵の仕事をしたいのではなくて自分が絵を描きたいんだ」
私にとっての趣味は、コピー用紙に漫画を描くことだ。人生の優先順位が違う。
絵が描きたくて、そのためにはどうやって生活すればいいのかといろいろ考えているのに他人に何も考えていないといわれると、存外腹が立つものだと知った。
何がしたいときかれて絵が描きたいと答えているのに、それを人に伝えるのはすごく難しいと
思った。別に絵を描いて誰かに褒められたいわけじゃあないんだよ、やめろといわれてやめられなかったわけだし。描いててヒトリヨガリにならないために人にみせたいと思うだけで(別の視点による新しい展開のために)、コミュニケーションツールだとも思っていない。
だいたい他者というのは本当のところ何を考えているか知ることもできないブラックボックスじゃないか。
そんな風にグチグチと考えていたら、昔現代美術家の手塚愛子さんがいっていた
「アートってディスコミュニケーションじゃないですか!」
が、ああこういうことかと思いだした。(それであっているかは謎だが)
最近御恩のある方にいわれすとんと腑に落ちたことと考え合わせると、
まず、描きたいものを描くこと→次に観る人のこと→自分も周りも幸せになること
えー、描きたいことが一番にあって観る人がいてそれがまわりに及ぼす影響がなにか。
絵を描いていけばおそらく公共性とか社会との接し方みたいなことの問題がでてくるだろうけど。
まずは描くことが大事で、描き続けることによってしかみえてこないことも多いと思う。
アートと社会とのかかわり方は次の課題だな。
ああ、たしかに何がしたいかは考えてないになるのか。

2012年4月14日土曜日

絵をあげてみようと

思います。ちょっと用があって、町の写真を撮っていたのですがそのときに
いい感じの場所があったので写真をとって絵につかいました。

2012年1月20日金曜日

間が空いてしまった<後篇>

やあ、みんな元気だったかな?
全国約1名の読者からレスポンスがあったよ。イヤッフー!
ごめんね、おねえさんは現在インフルなんだ。
なんだか酒を飲むたびに何かにかかっている気がするなあ。
ちなみに弟にタミフル怖いといったら、
「じゃあ飲まなきゃいいでしょ。死んじゃえよ、もう!」
って言われたことがあるよ。
というわけで、新年明けてのワンツーパンチ2012、開幕だー!!




中に足を踏み入れると、紛うことなきライブ会場だった。
すでに結構な数の人々が用意されたテーブルに腰を据えて談笑にふけっていた。
皆一様にリラックスした、実にいい笑顔だった。
これに似た環境を知っている。銭湯から上がった後のソファーだ。
たぶんこれが一番近いと思う。
暗がりの照明に色のついたスポットライト。音楽もかかっていたような気がする。
>ハイカラですね。
とりあえず飲み物をもらいにブースへ。
何があるのかなと並びながら、メニューをみる。
そういえばグラスの周りに塩のついたカクテル、あれ好きなんだよなあ。
たしか○○ドッグだった気がする。
そうこうしているうちに順番が巡ってくる。やばい。
あ、きっとこれだ。

私「ブルドックください。」

不思議なことに受け取ったコップには塩はついていなかった。
きっとプラスチックだからつかなかったんだろうな。
ここで一緒に来た友人からサプライズでプレゼントをいただく。

友人「なんか似てたから///」
私「んもう///」

かわいらしいキャラがどんと表紙を飾るノートだった。
ありがとう。まだ手元にはないけど。

そうこうしているとTさんがやってきた。
ああ、頭を丸めたのですね。
眉毛を剃ったのですね。
というかあのキャラクターはあなただったのですね。
Tさんはそれはそれはカブいた、唐草を思わせる柄のスーツを着用していた。
Tさんのオーラにそれはそれはよく似あっていた。
とりあえず今日招待していただいたお礼と、夏のチャリティーのお礼を述べる。

そう、Tさんは去年の地震関係で、東京でチャリティー展をやろう!
ということになり、東北からも何人か欲しい。作家はいないだろうか?という際、
急なお願いだったにもかかわらず、二つ返事で絵を描いてくれた人物である。

しかも、この新年会で開催されるオークションの、余剰分の利益を、
東日本大震災の復興基金として寄付するとのことだった。
なんとも頭の下がる話だ。
きっと私にもまだできることはあると思うのでがんばろう…。

Tさん「ここにいる奴、一人も悪い奴はいないからどんどん話していってください。
それで自分の人脈にね。」

去り際の笑顔も何かのオーラに満ちていた。

そして、酒もまわって友達に代行で帰っちゃえよと悪魔のささやきをしていたら、
フッと場内が暗闇につつまれた。
音楽の演奏がはじまる。楽器に詳しくないので断言はできないのだが、
あれはギターの演奏だった。でもなんかピコピコいってる!
あ、ヴァイオリンが増えた!エレキヴァイオリンてあるのかな!
うわー、なんか楽しくなってきた。

そのあとに続く司会陣営の紹介も(片手に収まりきらないほどいた)、どや顔で決まっていた。
隣で飲んでいた女の人が異常にかわいいなと思っていたら、
どうやらテレビのアナウンサーだったようだ。
個人の新年会ってレベルじゃねーぞ!これ

ちなみにこの新年会はオープニングで(あるんですよ)参加者全員の紹介映像が
プロジェクターにて投影される。もちろん紹介アナウンスつきだ。
完全招待制なので参加者は事前に主催者にあてて制作したものやら自分の顔写真やらを
メールで送付することになっていた。
ドキドキしながら自分の番を待つと、送付した画像の他に崖と白ひげのおじいさんと目に
棒線の入った人面金魚の映像が追加されていた。

やはりこれはかかせませんでしたか!

どうでもいい話だが、私はよく二次元のキャラに似ているといわれることが多い。
よくあるのが、「ポニョ」「アシベ」「埴輪」
共通点はあれか?何も映していない瞳か。

しかし他の方々の紹介Vも濃いなー。ほんと青森県民濃いなー。
ふとVから目をそらしてみるとカメラを構えている人がいた。
あれ絶対家庭用のビデオカメラじゃないよなープロ用だよなー。
だって肩に担ぐサイズでイヤにながいマイクぽいのついてたもの。
家庭のはロケットランチャーに似てないもの。

で、しばし歓談です。

私知り合って数年の方に初めて名刺もらったよ。
わーい。(←本当に言った)
私も名刺作ろうかな?マップと作品入りの奴。
もらった名刺に何やら気になるプロジェクトがあったので、
後で詳しく聞いてみようと思う。しばしご期待!

いやあ、あんまり人と話すのが得意ではない私ですが、久々に会った人、
最近よく合っている人、実は同じ町に住んでいる人、職場で会ったことのあるはずの人。
いろいろ話せて楽しかった。
酒がまわってご機嫌なのもあるがな!

そうそう、オークションの出物としてすごくレアなお酒の大吟醸が出品されまして、
それを競り落とした人がみんなに振舞っていたのでいただきました。
おいしかったです。

「こんなに飲みやすいと危ないよねー」
「そうですね!」

なんて言いながら飲んでいたのだが、後に予言通り危なくなることに。
後半のライブ演奏はしっとりとした歌い手による弾き語りだった。
テレビで見る姿しか知らなかったが、本人はとてもかわいらしい透明な雰囲気の人だった。
心地よさにうとうとと寝てしまった。なんて幸せなんだ。ここは天国か。

しかし、目を覚ますと地獄だった。
飲みすぎによるバッドトリップ。
私はそれから演奏が終わるまでの間、トイレにこもりこの奇麗な音楽をきいていた。
そうだ、いつもいつも酒で失敗する。
ある時は気づけばチアガールをやることになっていたり。
ある時はスイッチ入って数人に人生を語りだしたり。
具合が悪くなって家まで付き添ってもらった仲間に後日、私の部屋の汚さについて
言いふらされたり。(しかもこともあろうにギャラリーのオーナーと大学の先生にだった)

電車の関係で、終了時刻より早く帰ることに。
ドアを開けると目の前に陸地なのに何故か船が。
ああ、きっとまだ素敵なことがあるんだろうなあ。
だって半纏来た人が乗っているもの。

後ろ髪をひかれつつ私は帰路に就いた。

ちなみに私は自分がボーダーを好きだということを主張するため灰色と黒のボーダーワンピに
水色と茶色の縞の靴下で赴いたのだがわかってもらえたのだろうか?

2012年1月15日日曜日

新年あけての12P!< 前編 >

さーて、全国に1人はいる読者のみなさま。
ようこおねえさんだよ。
お年玉はもうすませたかな?

私の思い出の限り、元旦の朝といえば弟の友人たちの屍が累々で
我が家に横たわっていたのが印象的でした。
振り返ってみると、きっとあれ、新年会だったんだろうなあ。
くそっ、リア充が!
なんで彼女ではない女の子が我が家の畳で大の字にねているんだよ!?

まあその横に彼氏も寝ているんだがな!

一時期我が家は弟たちのなかでデートスポットになっているのではないのかというほど
頻繁にいろんなカップルが遊びにきていました。
ですが、不思議なことに弟本人は彼女をつれてきたことがありません。
たまに夜中、弟が部屋の壁を殴る音がきこえてきました。
やっぱり彼女なんていう生き物は都市伝説だったのでしょうか。

それとも私が中学の時にギャルゲーに手を出し、気づけば弟もハマりだしたのが原因でしょうか。
ときメモ、きゃんバニ、Kanon、すべてはここからはじまりました。
そもそも私は何故、美少女たちを攻略しようとしていたのでしょう?
付き合ってなにがしたいんでしょうね。こういうのきっと不毛っていうんですよ。
大体なんでホームセンターの園芸コーナーにギャルゲーが売っていたのでしょう。
育成とかけていたのですか?

前にデジケットで人体改造もののエロゲを探していたら、なんとかレンジャーがヒットしまして
目からうろこがおちた記憶があります。(会社名がサンダルダッシュとかふざけてますよね)
確かに仮面ライダーとか人造人間キカイダーとかもろに人体改造ものですものね。

あ、ライダーはアマゾンが好きでした。

あ、いけね。
というわけで、今回は昨日あった新年会のお話です。
Yo! チェケラ!!



11月某日、私はいつものようにパソコンでメールのチェックをしていた。
すると夏に大変お世話になった方からメールボックスに1通の招待状が届いていた。

来たる来年2012年、開催します!
「創作カタチは新年明けてのワンツーパンチ2012」

思いおこせば数日前、仕事の関係で農協へと赴くと、そこに見覚えのある人影がみえた。
ああ、Kさんだ。

Kさん「ようぽにょ、げんきだったか、仕事?」
私「あ、はいおかげさまで」
Kさん「最近Jさんとあってる?ジャスコで」
私「いやー、忘年会以来あってないですね。」
Kさん「マジで、あ、彼引っ越したんだよ。またもやすごい一軒家に」
私「またそんなよさそうなところですかー」
Kさん「あそうだ、Tさん主催で新年会やるんだ。HとかTBさんとかも噛んでる。
    よかったら来てよ!すごい面白い茶番だから楽しみにしててね。Tさんに連絡しとくから」
私「ちゃ、茶番ですか、楽しみにしてます」

きっとこのことだったんだな。
なんと特設サイトのURLも貼られてある、異常に気合の入った招待状だ。
サイトをみた感想は、
(な、なんてあやしいんだ…!ゴクリ)
サイトトップは異様にセンスのいいflash。公式マスコットらしきキャラの存在。
黒とピンクを基調としたサイトデザイン。
完全招待制。
どう考えてもプロの司会者陣営。
なにかの秘密組織の新年会の告知かと思いましたよ。
知ってる、こういうの才能の無駄遣いっていうんでしょ。
あまりにハイレベル過ぎて正直2日ほど躊躇してしまった。

だが、好奇心に勝てず、(あと単純に楽しそうだったから)
エントリーを決定した。
名簿がアップされると、知っている人も結構いたので、安心した。
それとともに久々に会う人もいるので当日が楽しみになってきた。

そして、待ちにまった当日。
その日は大雪だったが幸い開場まえは晴れていた。


なんとライブハウスを貸し切っての新年会ですよ。
場所はおそらく日本で一番海に近いライブハウス。初めてでも迷うことなく着くことができた。
いつになくテンションがあがる私。(寒いとハイテンションになるよね)
受付には久々にあう面々ばかりで気づけばずっと笑顔になる私。
一緒に来た友人ときゃっきゃ言い合う。
その時配られたノベルティーの缶バッチがまたいい味だしていた。


異端児。
なんとこの濃すぎるメンバーたちにピッタリな言葉だろうか。
そういえば前に弟に
「姉の友達みんななんか恐いんだよ!」
といわれたことがある。
うるへー!こっちにしてみればリア充のほうが何考えてるのかわからなくて怖いんだよ。
暗黙の了解とか空気読むとかってなんだよ!?

前に某現代美術の作家の方が、
「青森は一番近い100万人都市の仙台ですら300km以上離れていて中央からも遠い
せいか、面白い人たちが地元に残っている」
という旨のことをいっていたのを思い出した。

ライブハウスの中はなんていうか、P4の修学旅行にでてきたクラブみたいな感じでした。
実際生演奏もありました。
さー、今日は久々に飲むぞー!!

後半へ続く。

2012年1月3日火曜日

あけましておめでとうございます

いやはや、新しい年ですね。1年の計は元旦にありといいますし、今年何がしたいのか
考えるのも大切ですよね。

はい、私はまず風邪を治したいです。

結構切実な悩みですね。実はクリスマスごろからひいていたのですよ。
おかげでせっかく誘われたクリスマスパーティー(という名の飲み会)に行けなかったわけですよ。
で、良くなりかけのころに知り合いのバンドの忘年会に行きまして。
(よほどパーティーに行けなかったのが悔しかったのでしょう)
駅から歩いて行ったんですが、ちょうど吹雪いてまして、「うー、さぶいさぶい」なんていいながらガラっと店の戸をあけたら、ちょうど10人ぐらいの集団が「カンパーイ!」なんてやってましてね。
おおちょうどよかったなんて思いながら顔を見渡したんです。
したら知っている人が一人もいなかったんですよ。
で、メール見直したら、あれです。

私店間違ってた。

で、あわてて店をでて電話しました。
あ、この店なんですけど


ね、結構いい感じの店でしょう。しかも雪の具合もいい感じでしょう?
お迎えが来てくれるまでずっとこの店の外で雪の降る中待ってました。
馬鹿ですよね。
それでどうでもいいようなことを考えながら待っていたら私を呼ぶ声が聞こえてきまして。
声のする方にかけて行きました。
ああ良かった!知ってる人だ!ふたりもいるよ!
もう暗い時間帯でしたがお二人のいる方からは光がさしているようにみえましたね。
天使のようでした。
あれ、でも天使ってあんなでっかい風呂敷しょってたっけ?
ああ、彼らは天使じゃあない。バンドマンだ。
風呂敷背負ったバンドマンだ。

はい、楽器を背負って迎えに来てくれました。
きっと急いできてくれたんだろうなあ。なんか申し訳なさもあれですが、あったかい気持ちに
なりました。
で、実際のお店に到着です。
中には私は知りませんがきっと有名だろう歌手たちが壁に四方描かれていました。
マスターは笑顔の素敵な人でした。ロカビリーって感じでした。
私のロカビリーの知識は平成よっぱらい研究所からのものですが。
この店はいぶすのが得意らしいです。燻製部屋がありました。

今日はこの燻製の匂いの香るお店でライブをやりながらの忘年会のようです。
あとマスターの禁酒解禁日でもありました。
ハッピーな日ですね。

久々に会った面々と会話をしながら乾杯ですよ。
「今年出会えたことに乾杯!」
ひゅう、うれしいなあ。
だんだんに暖まってきたところで一回目の演奏スタートです。
1曲目は誰もが一度は聞いたことのあるナンバー、聖者の行進です。


ギターにベースにラッパで演ずる音楽は楽器が手作りのためか暖かさを感じました。
そこにマスターが歌ってくれたのですが、すげえ上手い。
忘年会にぴったりな曲だなあと思いました。
いやあ、音楽ってホントにいいものですね。

そういえばこの曲、昔エレクトーン習ってたときやったことあった。
それから彼らのバンドの曲を数曲。
そのあとなぜか育毛剤の話になりまして。それが妙に盛り上がりをみせ。
ふぐのくんせいなるものをごちそうになりました。
 「うまいねぇ」
私「あれ、これイカににてる!」
 「あー、うん!酢でごまかさなくていいイカだね!」
いつも残念な感じになってしまう感想をそろそろどうにかしたいです。

いやー、久々にいい感じに酔っぱらえたよ!
職場の飲み会は義務的というか半分仕事みたいに思っているので。
心のスローガンは「非暴力・不服従」ですから。
もっと心を開けたら楽しいかもなあ。

風邪ぶりかえしたけど後悔はしてない(`・ω・´)キリッ