香しきチラ裏

香しきチラ裏~オタクで頭が発酵した人間が語るだけの簡単なお仕事

2012年1月20日金曜日

間が空いてしまった<後篇>

やあ、みんな元気だったかな?
全国約1名の読者からレスポンスがあったよ。イヤッフー!
ごめんね、おねえさんは現在インフルなんだ。
なんだか酒を飲むたびに何かにかかっている気がするなあ。
ちなみに弟にタミフル怖いといったら、
「じゃあ飲まなきゃいいでしょ。死んじゃえよ、もう!」
って言われたことがあるよ。
というわけで、新年明けてのワンツーパンチ2012、開幕だー!!




中に足を踏み入れると、紛うことなきライブ会場だった。
すでに結構な数の人々が用意されたテーブルに腰を据えて談笑にふけっていた。
皆一様にリラックスした、実にいい笑顔だった。
これに似た環境を知っている。銭湯から上がった後のソファーだ。
たぶんこれが一番近いと思う。
暗がりの照明に色のついたスポットライト。音楽もかかっていたような気がする。
>ハイカラですね。
とりあえず飲み物をもらいにブースへ。
何があるのかなと並びながら、メニューをみる。
そういえばグラスの周りに塩のついたカクテル、あれ好きなんだよなあ。
たしか○○ドッグだった気がする。
そうこうしているうちに順番が巡ってくる。やばい。
あ、きっとこれだ。

私「ブルドックください。」

不思議なことに受け取ったコップには塩はついていなかった。
きっとプラスチックだからつかなかったんだろうな。
ここで一緒に来た友人からサプライズでプレゼントをいただく。

友人「なんか似てたから///」
私「んもう///」

かわいらしいキャラがどんと表紙を飾るノートだった。
ありがとう。まだ手元にはないけど。

そうこうしているとTさんがやってきた。
ああ、頭を丸めたのですね。
眉毛を剃ったのですね。
というかあのキャラクターはあなただったのですね。
Tさんはそれはそれはカブいた、唐草を思わせる柄のスーツを着用していた。
Tさんのオーラにそれはそれはよく似あっていた。
とりあえず今日招待していただいたお礼と、夏のチャリティーのお礼を述べる。

そう、Tさんは去年の地震関係で、東京でチャリティー展をやろう!
ということになり、東北からも何人か欲しい。作家はいないだろうか?という際、
急なお願いだったにもかかわらず、二つ返事で絵を描いてくれた人物である。

しかも、この新年会で開催されるオークションの、余剰分の利益を、
東日本大震災の復興基金として寄付するとのことだった。
なんとも頭の下がる話だ。
きっと私にもまだできることはあると思うのでがんばろう…。

Tさん「ここにいる奴、一人も悪い奴はいないからどんどん話していってください。
それで自分の人脈にね。」

去り際の笑顔も何かのオーラに満ちていた。

そして、酒もまわって友達に代行で帰っちゃえよと悪魔のささやきをしていたら、
フッと場内が暗闇につつまれた。
音楽の演奏がはじまる。楽器に詳しくないので断言はできないのだが、
あれはギターの演奏だった。でもなんかピコピコいってる!
あ、ヴァイオリンが増えた!エレキヴァイオリンてあるのかな!
うわー、なんか楽しくなってきた。

そのあとに続く司会陣営の紹介も(片手に収まりきらないほどいた)、どや顔で決まっていた。
隣で飲んでいた女の人が異常にかわいいなと思っていたら、
どうやらテレビのアナウンサーだったようだ。
個人の新年会ってレベルじゃねーぞ!これ

ちなみにこの新年会はオープニングで(あるんですよ)参加者全員の紹介映像が
プロジェクターにて投影される。もちろん紹介アナウンスつきだ。
完全招待制なので参加者は事前に主催者にあてて制作したものやら自分の顔写真やらを
メールで送付することになっていた。
ドキドキしながら自分の番を待つと、送付した画像の他に崖と白ひげのおじいさんと目に
棒線の入った人面金魚の映像が追加されていた。

やはりこれはかかせませんでしたか!

どうでもいい話だが、私はよく二次元のキャラに似ているといわれることが多い。
よくあるのが、「ポニョ」「アシベ」「埴輪」
共通点はあれか?何も映していない瞳か。

しかし他の方々の紹介Vも濃いなー。ほんと青森県民濃いなー。
ふとVから目をそらしてみるとカメラを構えている人がいた。
あれ絶対家庭用のビデオカメラじゃないよなープロ用だよなー。
だって肩に担ぐサイズでイヤにながいマイクぽいのついてたもの。
家庭のはロケットランチャーに似てないもの。

で、しばし歓談です。

私知り合って数年の方に初めて名刺もらったよ。
わーい。(←本当に言った)
私も名刺作ろうかな?マップと作品入りの奴。
もらった名刺に何やら気になるプロジェクトがあったので、
後で詳しく聞いてみようと思う。しばしご期待!

いやあ、あんまり人と話すのが得意ではない私ですが、久々に会った人、
最近よく合っている人、実は同じ町に住んでいる人、職場で会ったことのあるはずの人。
いろいろ話せて楽しかった。
酒がまわってご機嫌なのもあるがな!

そうそう、オークションの出物としてすごくレアなお酒の大吟醸が出品されまして、
それを競り落とした人がみんなに振舞っていたのでいただきました。
おいしかったです。

「こんなに飲みやすいと危ないよねー」
「そうですね!」

なんて言いながら飲んでいたのだが、後に予言通り危なくなることに。
後半のライブ演奏はしっとりとした歌い手による弾き語りだった。
テレビで見る姿しか知らなかったが、本人はとてもかわいらしい透明な雰囲気の人だった。
心地よさにうとうとと寝てしまった。なんて幸せなんだ。ここは天国か。

しかし、目を覚ますと地獄だった。
飲みすぎによるバッドトリップ。
私はそれから演奏が終わるまでの間、トイレにこもりこの奇麗な音楽をきいていた。
そうだ、いつもいつも酒で失敗する。
ある時は気づけばチアガールをやることになっていたり。
ある時はスイッチ入って数人に人生を語りだしたり。
具合が悪くなって家まで付き添ってもらった仲間に後日、私の部屋の汚さについて
言いふらされたり。(しかもこともあろうにギャラリーのオーナーと大学の先生にだった)

電車の関係で、終了時刻より早く帰ることに。
ドアを開けると目の前に陸地なのに何故か船が。
ああ、きっとまだ素敵なことがあるんだろうなあ。
だって半纏来た人が乗っているもの。

後ろ髪をひかれつつ私は帰路に就いた。

ちなみに私は自分がボーダーを好きだということを主張するため灰色と黒のボーダーワンピに
水色と茶色の縞の靴下で赴いたのだがわかってもらえたのだろうか?

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